みなさんが目にする機会が滅多にないと思われる分電盤の中。
ケーブルが接続されている箇所をアップにすると・・・
締め付けボルトの頭にペンで印がつけられているのがお分かりになりますか?
これはしっかりと締め付けしてケーブルを接続しましたという証。 よく見ると違う色のペンで2色つけられているのがわかると思います。
最初にケーブルを接続する作業者が締め付け後にチェックし、その後、違う作業者がちゃんと締め付けしてあるかチェックします。
だから、2色の色が付けられているのです。
この接続がしっかり行われず緩んだ状態になっていると発熱しケーブルが溶けたり、接続部が焦げたり、最悪の場合、発熱が原因で火災が発生する可能性があるのです。
この接続部のダブルチェック。
これには安全に安心して電気を使って頂こうという電気工事士の想いが込められているのです。